「Alter Ego : Park」
ストーリー : D.Lapière, P-P.Renders
作画 : M.Reynès, B.BENETEAU, L.Erbeta
彩色 : Albertine Ralenti
ストーリー : D.Lapière, P-P.Renders
作画 : M.Reynès, B.BENETEAU, L.Erbeta
彩色 : Albertine Ralenti
出版社 : Dupuis
本の種類 : ハードカバー(22x1x30)
ページ数 : 62頁
【概要】
【ストーリー】
【グラフィック】
【ストーリーボード】
【読み心地】
【読後感】
【こんな人にお勧め】
【きわめて個人的な本の評価】
【関連記事】
【外部リンク】
2013年5月2日にレイアウト修正。
本の種類 : ハードカバー(22x1x30)
ページ数 : 62頁
【概要】
一つのストーリーを、6人の登場人物の視点から、立体的に描いた、シリーズ全6巻が第0巻と題された、どの巻から読み始めても構わない、SF・ファンタスティック的要素のあるサスペンス漫画「Alter ego」シリーズの「Park」編。 2012年アングレーム国際漫画フェスティヴァル、公式セレクション・ノミネート作品。
【ストーリー】
南の孤島に建てられた、リゾート・クラブで、数人の男女と共に、快適な生活を送っていた Park は、いつもの様に、海底で潜水を楽しんでいた折に、ある老婆が、海底で彼に向かって手を振っている幻想を見る。 その後も Park は、度々、フラッシュバックのように、彼の頭に浮かぶ幻想を、見るようになる。 この幻想が現れるようになったのは、彼が、このクラブで出されるビタミン入のドリンクを飲むのを止てからだと気づいた Park は、クラブの外へ出ようとするが、クラブは、厳重に監視されており、外に出るのが出来ない。 そして、Park は、彼がいるのはリゾート・クラブではなく、隔離された施設なのではないかと、気づくのだが・・・
【グラフィック】
丁寧に描き込まれ、手堅く書かれているものの、これといったインパクのない、BDにありがちな絵柄。 「Noah」編と同様、人物の顔の描き方に、あまりアクが感じられなかった。
【ストーリーボード】
テキストを読んで絵を見ているだけで、頭を捻らなくてもストーリーが理解出来るように構成されている。
【読み心地】
まずまず。
【読後感】
私が読んだ四冊目の「Alter ego」シリーズである「Park」編では、先に紹介した「Noah」編、そして、「Fouad」編の主人公だった Noah と Fouad が 登場する。
一つの事件に関わった、違った立場にある人物を、主人公として設定した、6つのストーリーを、個別に語る事により、真実の多面性をクローズアップする、という、シリーズの構成法は、斬新で秀逸。
一冊読む度に、先に読んだ巻を、全て再度読み直したくなる、何度も楽しめる、なかなかオツなシリーズである。
残りの2冊を読むのが、とても楽しみ。
一つの事件に関わった、違った立場にある人物を、主人公として設定した、6つのストーリーを、個別に語る事により、真実の多面性をクローズアップする、という、シリーズの構成法は、斬新で秀逸。
一冊読む度に、先に読んだ巻を、全て再度読み直したくなる、何度も楽しめる、なかなかオツなシリーズである。
残りの2冊を読むのが、とても楽しみ。
【こんな人にお勧め】
斬新なシリーズ構成の漫画を読みたい方。
【きわめて個人的な本の評価】
総合評価 : 4/5
ストーリー : 4/5
グラフィック : 2.5/5
カラーリング : 3/5
ストーリーボード : 3.5/5
フランス語難易度 : 2/5(易<難)
読みごこち : 4.5/5(難<易)
ストーリー : 4/5
グラフィック : 2.5/5
カラーリング : 3/5
ストーリーボード : 3.5/5
フランス語難易度 : 2/5(易<難)
読みごこち : 4.5/5(難<易)
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【外部リンク】
2013年5月2日にレイアウト修正。
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